八ヶ岳・権現岳

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2008年2月2日 参加者2名

天候 曇り

朝3:30に目覚ましがなった。一睡も出来ずに車に乗り込む。「あ〜、もっと寝てたかった」というHさんも、山が近くなると山屋モードになる。

天女山入口駐車場に2時間ちょっとで着いた。暗い中、山支度をしていると一台の車が隣に止まる。権現岳に登るお兄さんが一人、さっさと山支度を済ませて先行して行った。

寝てない割には体が動く。前三ツ頭までは急登が続き、途中アイゼンをつける。しっかりしたトレースや先行者がいることで、ちょっと気持ちに余裕がもてる。森林限界を超え、前三ツ頭を過ぎたあたりから風があり、目出帽をかぶり完全防備をする。

権現岳直下当たりからのトラバースや岩稜帯では緊張し、一歩一歩慎重になるのでHさんとの距離が開く場面があった。やっと頂上に着いたときはホッとしたが、風があり狭い頂上の岩の間では休む気にもならず記念の写真を撮るとそそくさと下山。

ザイルでアンザイレンしての岩場通過やトラバースで、確保の仕方やピッケルの使い方、アイゼンワークなどを教えてもらう。三ツ頭までの危険地帯を過ぎてザイルを解いた。

登りでは先行者のお兄さんの姿を捉えていたが、下山では捉えることが出来なかった。途中、スノーシューで写真を撮りに来たお爺さんや、クロスカントリーのおじさんなどに会う。下山したら駐車場に車が沢山止まっていて驚いたが、静かで美しい雪山の散策にはお勧めの場所だと納得した。

コースタイム
6:45天女山入口〜7:45天ノ河原〜9:45前三ツ頭〜10:50三ツ頭〜12:10権現岳頂上〜14:00前三ツ頭〜16:10天女山入口

 信州の山遊び