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両神山 金山沢右俣

日時: 6月16日
参加者: 2人
コースタイム
曇り ガス

入渓(9:10)~登山道(11:40~12:00)~両神山(12:20~12:30)~東岳(13:05~13:10)~西岳(14:10~14:20)~八丁峠(15:10~15:15)~落合橋(16:00)

両神山・金山沢は予てより、Mが行きたいと希望していた沢だ。5年位前に赤岩尾根を登った時の記憶が蘇る。登山口の日窪鉱山には廃墟があり、独特の雰囲気を持っていた。その時、赤岩尾根から落合橋に下山したのだったが、その落合橋には、自宅から4時間掛からずに着く。駐車場には、既に3台の車が止まっていた。

早速、沢仕度を整えて出発する。橋より入渓。アプローチゼロなのである。出合の河原は伏流になっていて水が無い。が、直ぐにナメとなる。

20分ほど歩くと、小さなゴルジュが出て来た。ゴルジュを抜けると、その先にはナメが続いている。2箇所ほど、釜もあったが全て問題なく通過する。

この沢で唯一、途中にハーケンが打ってあるナメ滝があった。水流左を登る。上部でMが少し躊躇したが抜けた。

緩い傾斜のナメを無心にヒタヒタと歩く。辺りの新緑が美しい。心が癒される沢とは、こんな沢を言うのだろうと思う。ドンドン快調に進むと、ナメは終わりになってしまった。

それほど傾斜のきつくない詰めが少しあり、登山道に出た。沢装備を解き下山する。下山コースは、両神山山頂から八丁峠を経て落合橋へ下りることにした。

途中の東岳から西岳間は鎖場連続と地図上にあったが、大抵の場合は拍子抜けする事が多い。だが、甘かった!もう、うんざりするほどの鎖場の連続である。気を抜くわけにはいかないので時間も掛かった。終わってみれば、沢登りより、此方の方が核心であった。


右俣出合


釜もある


ヒタヒタと


新緑が美しい!


もう少し


登山道で


両神山山頂
信州の山遊び