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八ヶ岳 天狗岳

日時: 6月11日
参加者: 2人
コースタイム

唐沢鉱泉(7:15)~合流点(8:25~8:35)~黒百合平(9:15~9:35)~東天狗(10:40~10:47)~西天狗(11:05~11:15)~第二展望台(11:45)~第一展望台(12:08)~枯尾の峰への分岐(12:38~12:46)~唐沢鉱泉(13:25)

北八ヶ岳・天狗岳に登りに行く事にした。梅雨時の山行も、それなりの楽しみ方がある。それに、積雪期ではない天狗岳に登った事はなかったので、興味をそそられた。

今回は、唐沢鉱泉から黒百合平を経て東天狗、西天狗に登り、西尾根を下る周回コースにする。

唐沢鉱泉までは高速を使わず2時間半で到着。駐車場は広くトイレもあった。小雨が降る中、雨具を着込んで歩き出す。雨に濡れた森の緑が美しい。コマドリやルリビタキだろうか、鳥の声が静かな森の中で響いている。

「梅雨時の山も良いよね~」軽口をたたいていたのもつかの間、登山道に大量の水が流れ込み、沢と化していた! 飛び石伝いで、右に左に渡り返す。沢靴ならば楽しいところだが、登山靴で滑って濡れるのは嫌なので、ルートファインディングも慎重になる。もう少し雨量が多かったら、途中にある幾つかの橋が渡れなかっただろう。ギリギリセーフで渡れたので何とか通過する事が出来た。

黒百合平で休憩を取り、東天狗を目指す。黒百合平の斜面には雪があり、登山道に水が溢れていた。

中山峠で、稜線の風音が聞こえたので雨具の下に一枚着込む。途中の急斜面にほんの少し残雪があり、凍結した箇所もあったが、問題にするほどではなく通過。

視界が悪く、全く展望は無いが、それは想定していたので黙々と歩く。シャクナゲの蕾も小さく、ヒメイチゲが咲いているのが唯一の慰めになった。

東天狗山頂で記念の写真を撮り、岩陰で休憩する。山頂の風は弱く、着込むほどではなかった。辺りは真っ白で西天狗も見えない。ゆっくりしようと思っても、雨ではついつい休憩時間も短くなる。

西天狗にはあっという間に着いた。西天狗山頂でも写真を撮り一息入れる。後は、歩きにくい岩の間を滑らないように下り降りる。岩には、これでもかと言うように印が付いているので、視界が悪い場合でも迷うことはない。

第二展望台、第一展望台を通過。勿論展望は無い。途中で、一組の夫婦と単独の男性登山者に行き会う。昼頃には天気が回復するのではと期待していたそうだ。

枯尾の峰への分岐を過ぎ、小沢で登山靴の汚れを落とし唐沢鉱泉へ着いた。駐車場には、他に3台の車が止まっていた。終始小雨が降ったり止んだりの天気だったが、この時期ならではの森の美しさがあり、静かな山行を楽しめた。「尖石温泉」で汗を流し帰路に着く。


唐沢鉱泉


最初はこの位だったが


だんだん面白くなった!


東天狗山頂岩陰で


西天狗山頂


第一展望台


お疲れ様~
信州の山遊び