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中央アルプス 幸ノ川

日時: 9月10日
参加者: 2人
天候 晴れ
コースタイム
コガラ駐車場(6:25)~入渓点(6:57~7:25)~二俣(10:35)~40m滝(11:05)~40m滝上(11:35)~二俣(11:45)~登山道(13:40~14:08)~7合目(14:25~14:32)~入渓点(16:15)~コガラ駐車場(16:45)

ザックを背負って歩き出そうとした時に、突然、Mが雨具を入れた記憶がないと言い出した。急いでザックの中を調べたが、雨具は出てこなかった。これで、今回の山行は中止と決まった。ただ、このままで帰るのは忍びないので、柿其渓谷の偵察に行くことにした。

柿其渓谷を目指して国道を少し走るとコンビニが見えた。もしかしたら、カッパがあるかもしれないと思い、車を止めた。案の定カッパが売っていたので、購入してコガラ駐車場に引き返した。

こんなハプニングはあったが、自宅を出た時間が早かったので、堰堤が見える入渓点には予定通りの時間に着いた。

沢支度を整え、右岸の踏み後を辿って堰堤を越えると直ぐに8m滝が出てきた。ロープを出して右側のヌルヌルした壁を登る。次ぎの滝は、釜に入らないと取り付けないので、濡れるのを嫌い、左側をまき気味に登る。

8m位の滝を突っ張りで登ると、10m、20m、15m滝が次々にでてきた。これらの滝を直登して、さらに四つほど滝を越えると二俣に着いた。ここは右俣に入る。

ゴルジュの中の40m滝は左側を登る。さらに遡行を続けると、再び二俣が出てきた。ここも右にルートを取る。その後も滝が続き、それらを直登したり巻いたりして越えていく。時々、後ろを振り返ると、北アルプスと乗鞍岳が良く見える。

水量が少なくなってきたので水を確保する。水の枯れた急なゴーロをさらに詰めていき、高度計が2350mを刻んだ地点で登山道に出た。

下山も終りに近づいてきたころ、Mが前のめりに転んで顔を打った。大きく転んだ割には、左目上にタンコブを作った程度のケガで済んで良かった。転んだ場所の状態によっては大きな事故になる恐れもあるので、下山は慎重にしなければいけないと肝に銘じた。


8m滝は突っ張りで登る


下部ゴルジュの滝を登る


40m滝を登る


最後は急なゴーロを登る




信州の山遊び