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八ヶ岳 蓼科山

日時:2月3日
参加者: 4人
家の周りでも10センチ位の積雪があり、さぞや北八ヶ岳はと、期待と不安で蓼科山に向かいます。Oさんの車は4WDの威力を発揮して、道路の凍結をものともせずスズラン峠の登山口に着きました。

期待に違わず、登山口から新雪のラッセルです。リーダーは最初から飛ばしますが、2番手の私以下、話を交えて雪景色を楽しみながら、おとぎの森となった樹林をワカン歩行で続きました。傾斜が出てくると、フワフワの新雪でのラッセルはワカンが滑るし、焦ると益々滑ります。Oさんが「ゆっくりで良いよ」と声掛けをしてくれて助かりました。私のノロノロ歩行でりーダーとの距離が開きますが、焦らないで行こうと決めました。途中2回の休憩をして、先頭はMさんに変わりました。

山頂近くのクラストした雪の斜面を一登りで山頂に着きました。蓼科山の山頂は広くて、三角点のある所まで風と戦いながら辿り着き、記念の写真を撮ると一目散に下山しました。樹林帯まで下りてからホッとして一休み。雲の流れから稜線は風が強いだろうと分かっていながら、目出帽を被らなかったことを反省です。顔が痛くて感覚が無くなりましたが、凍傷にはならずに済みました。

ワカンでの斜面の下りは、滑らないように慎重に降りました。登りの途中では雲で隠れて見えなかった景色を、下山中の開けた場所で見ることが出来ました。「ワー、良いね〜」「下りるのが勿体無いみたいですね」と嬉しい歓声が起きます。4時間掛かった登りでしたが、下りは滑るように2時間で下りました。「面白かったね」「楽しかったね」「お疲れ様」。程好い疲れと登頂した満足感に包まれます。

帰路で、茅野の「かっぱの湯」という温泉に入り汗を流しましたが、400円と安くて、源泉100%の露天風呂が心地良い温泉でした。

コースタイム
女神茶屋登山口(6:25)〜頂上(10:45)〜女神茶屋登山口(12:55)


おとぎの国への入口


やっと山頂!

信州の山遊び