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槍ヶ岳~奥穂高岳

日時: 9月26日~28日
参加者: 2人
コースタイム
26日 晴れ
自宅(3:10)~新穂高温泉(5:40) 駐車場(6:00)~有料駐車場(6:10~6:17)~穂高平小屋(7:15)~白出沢出合(8:04)~滝谷出合(9:23)~南沢出合(10:05)~槍平小屋(10:25)~千丈分岐(12:28)~飛騨乗越(14:05)~槍ヶ岳山荘(14:20)~槍ヶ岳往復(テント泊り)
27日 曇り時々晴れ
テンバ(6:25)~大喰岳(6:45)~中岳(7:20)~天狗原分岐(8:15)~南岳小屋(8:43)~最低コル?(10:00)~北穂高小屋(12:38)~涸沢岳(15:20)~奥穂高山荘(15:45)(テント泊り)
28日 雨後曇り
奥穂高岳往復~テンバ(7:55)~荷継沢出合(9:45)~重太郎橋(10:45)~登山口(12:00)~穂高平小屋(12:40)~駐車場(13:45)

紅葉を求めて槍ヶ岳から穂高へ縦走する。新穂高温泉から槍に登り、南岳、北穂高を経て奥穂高へ縦走し、白出沢出合を経て新穂高温泉へ下山という計画だ。

新穂高温泉の駐車場は、早朝にもかかわらず満車状態だった。やっと何とか止める場所を確保して歩き出す。流石は人気の北アルプス、登山者が多くて活気がある。

水場も多く、美味しい水で喉を潤しながら登る。紅葉も丁度見頃で足取りも軽い。飛騨乗越への長い岩稜の登りをこなし、初日は槍ヶ岳山荘へ良いペースで着いた。テント設営後、槍ヶ岳へ登る。

翌日も快晴。今日は大キレットや、岩稜帯が続くので気を引き締めて出発する。鎖や梯子などはしっかりしているので気にならないが、キレットの落石が問題である。下りてくるパーティの一人が石を落とすのを目撃し、慎重に間隔を開けて登る。

北穂高の山荘は登山者で賑わっていた。牛乳を購入してテラスで寛ぎ、山頂では気さくな若者に写真を撮ってもらう。その後、鎖や梯子、浮石に神経を使いながら涸沢岳を経て奥穂高への縦走路を、単独の若者やヘルメットを背負った年配の紳士、若い女性2人パーティなどと相前後する。

初日の槍ヶ岳山荘と同様に、穂高岳山荘前では、日が暮れるまで外で寛いでいる方々で賑やかだった。我々も、テント設営後、溜息の出るような夕景を目に焼きつける。

夜半、風の音に何度も目が覚めたが、朝は幸いに雨は降っていない。山荘に泊った登山者がぞくぞくと奥穂高に登って行く。我々も奥穂高に向けて出発した。途中で振り返ると、はるか遠くに槍が見え、前にはジャンダルムが黒々と大きく見えている。

山頂では、100名山を迎えたという男性パーティがいた。山頂を後にして直ぐに、霰が降り天候が急変する。強風の中、テントを撤収して足早に下山するが、雨で濡れたガレ場の下りは、向かい風と言う事もあり慎重になった。重太郎橋を渡って樹林帯に入り、後は長い林道歩きで新穂高温泉の駐車場へ着いた。


にぎわいの槍平小屋


紅葉の中を行く


テンバから見る槍ヶ岳


緊張の岩稜帯


奥穂高岳よりジャンダルム


重太郎橋
信州の山遊び